警告の設定

サーバーに問題が発生したときに、RSC が警告メッセージを送信します。RSC は常に、RSC アカウントでログインしているユーザーすべてに、警告メッセージを送信します。

RSC アカウントでログインする必要のない人々に警告を送信するように設定することもできます。これらの付加的な警告は、電子メールアドレスか英数字のポケベル、または、その両方に送信できます。警告の受信後に、RSC ユーザーはそのサーバー用の RSC アカウントにログインして、問題を処理することができます。

一般的な設定

サーバー名

このフィールドには、RSC に直接接続しているサーバーの名前が入ります。RSC は警告メッセージ中に、この名前を含ませます。この文字列は 8 文字までの英数字です。デフォルトの設定は空です。

顧客情報

このフィールドには、ポケベルまたは電子メール警告用に生成されるメッセージの中で使用される、顧客情報が入ります。たとえば、以下のうちの 1 つです:

文字列は 8 文字までの英数字を指定できます。


ポケベル設定

RSC シリアルポートが使用可能でモデム接続されていれば、警告発生時に 1 つまたは 2 つのポケベルで、ページ処理ができます。この警告の仕組みは、システム管理者がポケベルを携帯していれば、最良の働きをする可能性があります。

RSC 警告をポケベルに送信

このボックスをチェックして、英数字のポケベルへの警告を使用可能にします。ボックスがチェックされていなかったり、ポケベル 1 と 2 の両方の情報フィールドが空だったりすると、いっさいのページ処理は発生しません。

番号

このフィールドには、TAP 警告をポケベルに送信するための電話番号が入ります。これはページ処理サービスの番号で、音声ページ通知用の番号ではありません。完全指定の電話番号を含みます。たとえば、使用している電話サービスで必要なら、番号の前に 9 を含ませてください。

PIN

このフィールドにはポケベルの PIN (個人識別番号) が入ります。正しい文字は以下のとおりです:


ポケベルの拡張設定

ボーレート

このフィールドは、ポケベルへの警告の送信時に使用される、シリアルポートのボーレートを指定します。RSC がページ警告を送信した後で、ボーレートの設定は、「シリアルポート設定」ダイアログボックスでの指定に戻ります。

パリティー

このフィールドは、ポケベルへの送信用の、RSC シリアルのパリティーを指定します。RSC がページ警告を送信した後で、パリティーの設定は、「シリアルポート設定」ダイアログボックスでの指定に戻ります。

ストップビット

このフィールドは、ポケベルへの送信用の、RSC シリアルのストップビットを指定します。RSC がページ警告を送信した後で、ストップビットの設定は、「シリアルポート設定」ダイアログボックスでの指定に戻ります。

データビット

このフィールドは、ポケベルへの送信用の、RSC シリアルのデータビットを指定します。RSC がページ警告を送信した後で、データビットの設定は、「シリアルポート設定」ダイアログボックスでの指定に戻ります。

パスワード

このフィールドには、ポケベルへの警告の送信時に使用される、ポケベルサービスのパスワードが入ります。パスワードは 6 文字以下の英数字です。

モデムの初期化文字列

このフィールドは、警告をポケベルに送信する前の RSC モデムの設定に使用される、初期設定 (AT) コマンドで構成される文字列が入ります。


電子メール設定

RSC Ethernet ポートが使用可能なら、警告に使用するために電子メールを設定できます。電子メールのエイリアスを指定することによって、問題発生時に複数の人に通知することができます。

RSC 警告を電子メールで送信

電子メールの警告メッセージを使用可能にするには、このボックスをチェックして、以下のフィールドを埋めます。

電子メールアドレス

このフィールドには、電子メール警告に使用されるアドレスが入ります。文字列の上限は 40 文字です。正しいインターネットのアドレスならどれでも使用でき、メールエイリアスも使用できます。

SMTP メールサーバー

このフィールドには、RSC が SMTP メール警告を送信するメールサーバーのインターネットアドレスが入ります。このフィールドが空だったり、「RSC 警告を電子メールで送信」ボックスがチェックされていなかったりすると、電子メールはいっさい送信されません。

予備の SMTP メールサーバー

このフィールドには、最初のメールサーバーに障害がある際に、RSC が SMTP メール警告を送信するメールサーバーのインターネットアドレスが入ります。